Friday, June 28, 2019 10:25 AM

バスケ八村、不安なく適応 ミニキャンプ終える

 プロバスケットボールNBAのドラフト会議でウィザーズから日本人初の1巡目指名を受けた八村塁が27日、本拠地ワシントンのチーム施設で行われた3日間のミニキャンプを終えた。初めてプロのコーチらから指導を受け「周囲とコミュニケーションを取ることができた。新しいプレーが入ってきて、分からないことがあれば多くのことをコーチにも聞いた」と不安なく適応したようだ。

 大学時代との違いを聞かれ「育成のスタッフが何人もいて、最初は僕のシュートを見て何も言わないけど、メモを取っていて、そこを直していくというのをやっている」と話した。全体練習後にはスタッフ数人に見守られながら、シュートのフォームを修正。全体9位指名の「有望株」に対するチームの期待の高さもうかがえた。

 背番号は自らの名前にちなみ、第1希望だった8に決まった。ドラフト会議翌日の21日から滞在したワシントンについては「人がいいので安心できる。日本食(のレストラン)とかを探したい」と好印象を口にした。(共同)