Tuesday, July 02, 2019 10:43 AM

イランに経済協力も トランプ氏、濃縮断念要求

 トランプ大統領は1日放送されたFOXニュースのインタビューで「イランに核兵器を持たせるわけにはいかない」と述べ、改めてウラン濃縮の放棄を要求した。イラン側が譲歩すれば、米国が経済面で協力することも可能だとの考えを示した。

 トランプ氏は「われわれは道路や学校など、あらゆるものを(イランに)造りたいが、核保有は認められない」とイランに濃縮を断念し、米国の協力で経済発展を目指す道を選ぶよう促した。

 イランが米軍の無人偵察機を撃墜したことへの報復攻撃を見送った自身の判断により「多くの人から称賛を受けた」と主張し、自らの判断を正当化。だが次にイランから挑発を受けたりした場合、より強い対応を取らざるを得ないとの考えを示し「何もしないで済むことを望んでいる」と語った。(共同)