Tuesday, July 02, 2019 10:43 AM

民主、女性2候補が浮上 バイデン氏伸び悩み混戦

 来年の米大統領選で政権奪還を目指す民主党の候補者指名争いで、いずれも女性のハリス(54)、ウォーレン(70)両上院議員が6月下旬の第1回討論会を受けた世論調査結果で支持率を伸ばし、注目を集めている。重鎮のバイデン前副大統領(76)は依然トップだが伸び悩み、混戦模様に拍車が掛かっている。米メディアが1日伝えた。

 CNNテレビが6月28〜30日に実施した世論調査によると、バイデン氏は22%で5月下旬の前回調査から10ポイントも下落。インドとジャマイカからの移民の子、ハリス氏は9ポイント上昇の17%で2位、左派のウォーレン氏が8ポイントアップの15%で3位に浮上した。前回2位で最左派のサンダース上院議員(77)は4ポイント下落の14%で4位に後退した。

 世論調査会社ラスムセンの6月30日の調査結果では、バイデン氏が5月末から9ポイント落としたが30%で首位を堅持。2位はサンダース、ハリス、ウォーレンの3氏が13%で並んだ。(共同)