Wednesday, July 03, 2019 10:43 AM
豪雨、避難指示109万人 けが人も、災害に厳重警戒
梅雨前線の活動が一段と活発化した影響で、九州を中心に西日本と東日本では4日夜にかけて大雨になりそうだ。気象庁は3日、土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫に厳重な警戒を呼び掛けた。鹿児島、宮崎両県で避難指示が出た対象は109万人を超えた。避難勧告も続出。堤防の決壊のほか、車が土砂崩れに巻き込まれたことなどによる負傷者も相次いだ。
気象庁は3日、緊急の記者会見を2日に続いて開き「自分の命は自分で守るという意識を持ってほしい」との異例の表現で早期避難を強く促した。非常に激しい雨が同じ地域で数時間続くような場合、特別警報を出す可能性があると表明した。
梅雨前線の影響による6月28日の降り始めからの総雨量は宮崎県えびの市で1070ミリ、鹿児島県鹿屋市で855ミリ、熊本県湯前町で610.5ミリに達した。鹿屋市では3日午後、1時間に81ミリの猛烈な雨を観測した。(共同)
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