Monday, July 08, 2019 10:34 AM

アフガン和平進展に期待 タリバン交え停戦議論

 アフガニスタンの政治家や女性、反政府武装勢力タリバン幹部らがカタールの首都ドーハに集まり、アフガンの戦闘終結を話し合う会合が8日、最終日を迎えた。出席者からは「政府とタリバンの和平交渉につなげたい」と期待が高まった。

 会合は7日に始まり、約70人が集まった。アフガン政府関係者も「個人的立場」として参加。タリバンは政府を「欧米諸国の操り人形だ」と非難、直接対話を拒否している。

 出席したアフガン政府の交渉窓口「高等和平評議会」のサリーム氏は「対話の時期は近い」と手応えを明らかにした。一方でタリバン報道担当者のシャヒーン氏は「米軍など駐留外国部隊の早期撤退が最優先事項だ」と従来の主張を繰り返した。(共同)