Monday, July 08, 2019 10:35 AM
「無能」公電の漏えい調査 英、親EU大使を標的か
英国のダロック駐米大使が本国への極秘公電でトランプ大統領は「無能」だと報告していたと英紙などが報じたことを巡り、英外務省は7日、漏えい元の調査を始めたと表明した。英メディアが伝えた。
ダロック氏は欧州連合(EU)との経済関係を重視する親EU派とされ、英紙デーリー・テレグラフは、EU離脱後の英米の通商関係を促進する役職にはふさわしくないとして同氏が標的にされた可能性があると伝えた。漏えいと報道で、ダロック氏が大きな打撃を受けることは避けられないとみられる。
トランプ氏は7日、ダロック氏は「英国の役に立っていない」と酷評した。(共同)
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