Friday, July 12, 2019 11:01 AM

有志連合、数週間で進展を 米軍、タンカー護衛で期待

 米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長の後任に指名されているミリー陸軍参謀総長は11日、上院軍事委員会の公聴会で、イラン沖のホルムズ海峡を通過するタンカーなどの商船を軍艦が護衛する有志連合の結成を現在協議していると説明し、今後数週間以内に進展があるとの期待を示した。

 有志連合を巡ってはダンフォード氏が9日、同盟国の軍と結成する考えを初めて表明。ホルムズ海峡を利用する各国と協議を進めているとみられる。

 ポンペオ国務長官は11日にツイッターで、ホルムズ海峡付近でイラン革命防衛隊の船が英タンカーの妨害を試みたと非難し「イランが海上の安全や世界の通商を妨害しないよう、同盟諸国と協力する」と強調した。(共同)