Tuesday, July 16, 2019 10:35 AM

白人至上主義者また終身刑 南部の衝突事件

 バージニア州シャーロッツビルで2017年8月、白人至上主義者の団体と人種差別に反対するグループが衝突し32歳の女性が死亡した事件で、州の裁判所は15日、反対派に車で突っ込んだジェームズ・フィールズ被告(22)に殺人などの罪で終身刑の判決を下した。米メディアが伝えた。

 被告は6月、憎悪犯罪(ヘイトクライム)などの罪で連邦地裁からも終身刑を言い渡されている。

 判決によると、ネオナチを自称していた被告は17年8月12日の白人至上主義者による集会に参加するため、自宅のあるオハイオ州から車で訪れ、通りにいた反対派の群衆に猛スピードで突っ込んだ。死亡した女性のほか多数が負傷した。(共同)