Wednesday, July 17, 2019 10:23 AM

人種差別か、国論二分 国家像揺さぶるトランプ氏

 ニューヨークで2014年7月、黒人男性の首を絞めて取り押さえ死なせた白人警官について、警官の行為が人種差別を禁じた公民権法に違反するかどうかを捜査していたニューヨークの連邦地検は16日、証拠不十分のため起訴しないことを決めたと発表した。

 米国で近年問題化した、黒人に対する警官の過剰な暴力を象徴する事件の一つ。人種差別解消を訴える活動家らは地検の決定に反発している。

 事件はニューヨークのスタテン島の路上で、たばこの違法販売を疑われたエリック・ガーナーさん=当時(43)=を、警官が背後から首を絞めて引き倒し、死亡させた。(共同)