Wednesday, July 24, 2019 10:33 AM

日中のためになぜ警備 ホルムズ海峡でトランプ氏

 トランプ大統領は23日、ワシントンで開かれた会合で、ホルムズ海峡を通るタンカーに石油輸入の多くを依存している日本や中国など「非常に裕福な国」のために「なぜ米国は何も受け取らないのに警備しているのか」と述べ、自国の船は自国で警備するべきだとの認識を改めて示した。

 トランプ氏は、各国の石油輸入に占めるホルムズ海峡からのタンカーに依存する割合について「中国は65%、日本は25%」と主張。米国については「10%だ。義務的に輸入しているだけで、本当は必要ない」と強調し、米国はエネルギー生産大国になったことから「輸出国になった」として、長年担ってきたホルムズ海峡での警備の役割が割に合わないとの考えを主張した。(共同)