Wednesday, July 24, 2019 10:34 AM
米、同盟重視の姿勢示す 国防長官、アジア歴訪へ
23日に就任したエスパー米国防長官は8月上旬に日本などアジア太平洋の5カ国歴訪を調整しており、新長官として同盟国重視の姿勢を示す方針だ。6月下旬に長官代行として既に北大西洋条約機構(NATO)国防相理事会に参加。中国やロシア、北朝鮮への対応に加えイラン情勢も緊迫する中、同盟強化に乗り出す。
米政府関係者によると、エスパー氏は日本のほか、韓国やオーストラリア、ニュージーランド、モンゴルへの訪問を検討。オーストラリアでは、ポンペオ米国務長官を加えた外務・防衛閣僚協議(2プラス2)の開催も予定する。
トランプ大統領が同盟国を軽視する発言を繰り返す中、エスパー氏は自身の人事を巡る16日の上院軍事委員会の公聴会で「全ての同盟国、友好国が重要だ」と強調。中国に対抗するために、日韓両国やオーストラリアなどとの関係強化に努める考えを示した。(共同)
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