Thursday, July 25, 2019 10:10 AM

関空、旅客数が上半期最高 訪日客好調、10連休も寄与

 関西エアポートが25日発表した2019年上半期(1〜6月)の関西空港の運営概況(速報値)によると、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年同期比8%増の1615万人と、上半期としての過去最高を更新した。アジアからの訪日客の利用が好調だった。改元に伴う10連休で日本人の渡航も増えた。

 一方、国際線の貨物取扱量は11%減の36万6923トンだった。中国の景気減速により中国向け電子部品などの取り扱いが減った。

 国際線の旅客数は10%増の1271万人。内訳は外国人が8%増の873万人、日本人が14%増の387万人、出国手続きをしない通過旅客が23%増の11万人だった。国内線の旅客数は2%増の343万人。(共同)