Monday, July 29, 2019 10:33 AM

大韓航空、札幌便運航停止 対日関係悪化で9月から

 大韓航空は29日、札幌と釜山を結ぶ路線の運航を9月3日から停止する方針だと明らかにした。最近の日韓関係悪化により収益性が低下したことを考慮したという。格安航空会社(LCC)を中心に日本の地方空港と韓国を結ぶ路線が相次いで運休しており、韓国を代表する大手航空会社にも影響が波及した。

 日本の国土交通省によると、新千歳や羽田など主要7空港を発着する現行ダイヤでの大手航空会社の韓国路線運休は初めて。

 韓国メディアによると、大韓航空は5月から同路線の運航停止の検討を始めていた。7月には日本が韓国向け半導体材料の輸出規制強化を発動。関係がさらに冷え込み、実際に韓国と日本の観光地とを結ぶ路線の予約率が落ち込んだことも重視したという。(共同)