Tuesday, July 30, 2019 10:32 AM

羽田新ルート、飛行検査へ 8月末、都内自治体に説明

 2020年東京五輪・パラリンピックに合わせた羽田空港の国際線増便に向け、都心上空を飛行する新ルートを計画する国土交通省は30日、8月上旬に地元自治体との協議会を開催し、同月末以降に無線の通信状態などをチェックする飛行検査を実施することを明らかにした。東京都と都内の自治体が協議する会合で説明した。

 会合には都内の26市区の副市区長らが出席。国交省の担当者は飛行検査や航空会社との発着調整を経て来年3月29日に運航開始する方針を示した。騒音対策の追加や住民説明会を開くことも説明し、関係自治体に改めて理解を求めた。

 品川区は「区民からは依然として不安の声が聞こえる。払拭するための効果的な対策をお願いしたい」と意見した。(共同)