Monday, August 05, 2019 10:28 AM

LGBTの課題を議論 米同性婚実現の立役者ら

 レズビアンやゲイなどの性的少数者(LGBT)をテーマにしたパネルディスカッションが5日、札幌市で開かれ、米国で同性婚実現のキャンペーンを率いたエバン・ウォルフソン氏や、日本の同性婚訴訟の代理人弁護士らが課題を議論した。

 ウォルフソン氏は2003年に米国で同性婚の制度化を目指す団体「フリーダム・トゥ・マリー」を立ち上げ、運動を先導。米連邦最高裁は15年、同性婚を認める判決を出した。団体は16年に解散した。

 同性婚が法的に認められていない日本では今年2月、国が同性同士の結婚を認めないのは憲法に違反するとして、全国各地の同性カップルが国に損害賠償を求めて札幌、東京、名古屋、大阪の4地裁に提訴した。(共同)