Monday, August 05, 2019 10:30 AM

米韓が合同演習開始 防御主体も北朝鮮反発

 米韓両軍は5日、合同軍事演習を始めた。米韓は北朝鮮への刺激を避けるため、例年夏に行ってきた演習「乙支フリーダムガーディアン」を取りやめ。韓国メディアによると今回の演習は防御を主体とした新たな形で実施する予定だが、北朝鮮は反発している。

 演習は今月下旬までとされ、米韓両軍は期間中や終了後に北朝鮮がミサイル発射など追加の軍事挑発を行う可能性が高いとみて警戒を強めている。

 従来、大規模演習には名称がつけられてきたが、韓国国防省は演習開始後も今回の名称を明らかにしていない。北朝鮮への配慮とみられるが、演習縮小などの「譲歩」を続けているとして韓国内には批判も出ている。(共同)