Wednesday, August 07, 2019 10:31 AM
米韓に「警告」と金正恩氏 新型ミサイルの発射視察
北朝鮮の朝鮮中央通信は7日、金正恩朝鮮労働党委員長が6日に「新型戦術誘導弾」の発射を視察し、北朝鮮が繰り返し中止を求めてきた米韓の合同軍事演習に対し「警告を送る機会となるだろう」と述べたと伝えた。視察したのは、短距離弾道ミサイルと推定される飛翔体2発の発射。
エスパー米国防長官は6日、東京に向かう機内で記者団に「即応態勢を維持する必要がある」として、米韓演習をこれ以上縮小する考えはないと説明した。国防総省が7日、明らかにした。
朝鮮中央通信によると、「威力示威」を目的に西部作戦飛行場から発射された2発は、北朝鮮の首都圏上空を通過後、朝鮮半島を横断する形で飛行、目標とされた日本海上の島に着弾した。信頼性や実戦能力が検証され、金正恩氏は発射が「目的通り満足に行われた」と高く評価したという。（共同）
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