Friday, August 09, 2019 10:22 AM

グアテマラ11日に決選投票 大統領選、左右一騎打ち

 グアテマラで11日、現職モラレス氏の任期満了に伴う大統領選決選投票が実施される。6月の第1回投票で首位だった中道左派の野党、国民希望党(UNE)のサンドラ・トレス氏(63)と、2位だった右翼の野党バモスのアレハンドロ・ジャマテイ氏(63)の一騎打ち。世論調査ではジャマテイ氏がリードする。

 即日開票され、11日深夜(日本時間12日昼)以降に大勢判明の見通し。新大統領は来年1月14日就任で任期4年。

 より良い生活を求めて米国を目指す移民が絶えない中、治安改善や雇用創出が争点。米に不法入国した中米移民をグアテマラで難民申請させるという内容の移民規制協定を巡っては、両候補とも強く批判している。協定は現政権が7月、トランプ政権と合意した。(共同)