Friday, August 23, 2019 10:21 AM

羽田から韓国行き4%減少 香港も16%、夏の繁忙期

 東京出入国在留管理局羽田空港支局は23日、夏の繁忙期の9〜18日、羽田から韓国へ向かう航空機を利用したのは3万1750人で、前年同期比4%減だったと発表した。「日韓関係などが影響したと考えられる」と説明している。香港行きも16%減の1万5680人。デモの激化で欠航が出た影響とみられる。

 羽田空港支局によると、期間中の羽田の出入国者数は3%増の52万7890人。日本人が32万1250人、外国人が20万6640人。1日当たりにならした出入国者数は、2010年秋に再国際化して以降、夏の繁忙期の最多記録を更新した。

 行き先別では、シンガポールが19%増と大幅に伸び、1万8400人だった。最多は中国の5万4660人(4%増)。2位の韓国に次いで、ハワイやグアムを含む米国3万190人(2%増)、台湾2万3790人(4%増)と続いた。(共同)