Tuesday, August 27, 2019 10:25 AM

中国の訪日客3000万人も 旅行大手「巨大な潜在力」

 中国のオンライン旅行最大手、携程旅行網(シートリップ)の梁建章会長は27日までに共同通信のインタビューに応じ、日本を訪れる中国人客が将来的に「年間2000万〜3000万人規模」に達する可能性があるとの見通しを示した。日本は旅行先として「依然として巨大な潜在力を持つ」と指摘した。

 2018年の訪日外国人客は計3119万人。うち中国人は前年比約14%増の約838万人で、国・地域別で最多だった。梁氏は「日本には買い物や歴史的文物、スキー場など観光客を引きつけるものが全てそろっている」と説明した。

 その上で「リピーターの旅行者は地方の町や村まで深く入り込むようになり、時期も季節を問わず分散化が進んでいる」と述べ、中国の人口規模を考えれば訪日客はさらに増える余地があるとの見方を強調した。(共同)