Friday, August 30, 2019 10:27 AM

生活の関心「健康」66% 貯蓄や余暇の2倍超

 内閣府が30日に発表した「国民生活に関する世論調査」によると、今後の生活で力を入れたい点(複数回答)は「健康」が66.5%と最多で、続く「資産・貯蓄」30.9%や「レジャー・余暇生活」28.0%の2倍以上だった。「健康」は今回から回答の選択肢に加わり、男女別では女性(70.7%)が男性(61.7%)を上回った。

 日常生活に「悩みや不安を感じる」とした人は、昨年の前回調査から0.2ポイント増の63.2%。その具体的な内容(複数回答)を聞くと「老後の生活設計」56.7%、「自分の健康」54.2%が多かった。

 政府が力を入れるべき分野(同)に「交通安全対策」を挙げた人は22.3%で前回から7.4ポイント増え、他の政策より増加幅が大きかった。高齢ドライバーによる事故や悪質なあおり運転が関心を集めた影響とみられる。(共同)