Thursday, September 12, 2019 10:34 AM

銃規制や移民問題で論戦へ 米民主党候補、テキサスで

 来年の米大統領選で政権奪還を目指す民主党は12日、南部テキサス州ヒューストンで第3回候補者討論会を開催する。同州は8月に銃乱射事件が相次ぎ、移民が押し寄せるメキシコ国境にも接する。支持率トップのバイデン前副大統領や、いずれも最左派のウォーレン、サンダース両上院議員ら計10人が銃規制や移民問題などで議論を交わす。

 今回の候補者数は、これまでと比べて参加条件が厳しくなり半分に絞られたが、依然混戦が続く。来年2月から始まる党候補を決める予備選に向け、各候補とも抜け出すきっかけをつかみたい考えだ。

 大票田であるテキサス州は共和党の牙城だが、昨年の連邦議会上院選で、大統領選にも出馬を表明している民主党のオルーク元下院議員が善戦。民主党がどこまで浸透できるか注目されている。(共同)