Friday, September 13, 2019 11:04 AM

エンゼルス大谷が膝手術へ 全治に12週間も、今季終了

 大リーグ、エンゼルスは12日、大谷翔平(25)が13日に左膝蓋骨の手術を受けると発表した。全治8〜12週間の見通しで、今季はプレーせず、昨年10月に受けた右肘手術のリハビリは中断する。

 ビリー・エプラー・ゼネラルマネジャー(GM)は電話会見し、時期がシーズン中になった背景に、来季の投打の「二刀流」復活へ万全を期す狙いがあったと示唆。来年のキャンプに間に合うことを「期待している」と語った。

 大谷の膝蓋骨は先天的に分裂しており、スポーツ専門局ESPN(電子版)によると人口比で2%未満の症状で、2月に初めて痛みを訴えた。打撃や走塁に影響はなかった一方、投球練習の強度を上げるにつれて懸念が増し、10日に球団が提案し、11日朝には本人が球団に決断を伝えた。エプラーGMは「強度を上げていく中で(膝を)かばうことになれば新たな問題も引き起こしかねない」と、早期決断の理由を説明した。(共同)