Friday, September 13, 2019 11:06 AM

米銃乱射で容疑者起訴 エルパソ、殺人罪

 メキシコと国境を接するテキサス州エルパソで8月、ヒスパニック(中南米系)やメキシコ人ら22人が死亡した乱射事件で、同州の大陪審は12日、パトリック・クルシウス容疑者(21)を極刑に相当する殺人罪で起訴した。米メディアが伝えた。

 クルシウス被告の犯行声明とされる文書には、増え続けるヒスパニックの「侵略」への攻撃だと書かれており、連邦捜査局(FBI)などは白人至上主義が絡んだ憎悪犯罪(ヘイトクライム)で国内テロとして捜査。銃犯罪の連鎖にも警戒を強めている。(共同)