Monday, September 16, 2019 10:37 AM
被災地に雨、避難勧告も 停電1週間、なお7万戸
台風15号による千葉県の広域停電は、発生から1週間となった16日の午後8時時点でも約7万3000戸で続いた。県内では午後にかけて強い雨が降り、館山市内では全域で一時避難勧告が出されたほか、台風で損壊した家屋で雨漏りが相次いだ。視察した武田良太防災担当相は、被災地支援のため「激甚災害指定」に向けた調査を急いでいることを明らかにした。
千葉県では、15日夜から16日午後にかけて断続的に雨が降り続き、地域によっては一時土砂降りとなった。特に雨の強かった房総半島南部では、館山市で全域に、隣接する南房総市でも一部世帯に一時避難勧告が出された。
館山市内の避難所では、16日朝の時点で20人を超える住民が避難。雨の中、屋根にブルーシートを張る作業は危険と判断し、東京消防庁からの応援とボランティアらは、がれき撤去作業に切り替えた。
住宅被害の多い鋸南町では、雨漏りで追加のブルーシートを受け取りに来る住民の姿もあった。(共同)
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