Thursday, September 19, 2019 10:26 AM

有志連合、11月に55隻計画 米、同盟国に提示

 イラン近海の中東・ホルムズ海峡の安全確保に向けた米主導の有志連合構想を巡り、トランプ政権が11月中に艦船55隻による海上監視体制の実現を目指す計画を、同盟・友好国に示したことが19日分かった。米側が今月16日に中東バーレーンで開いた関連会合で説明した。会合出席国の関係者が明らかにした。

 これまで有志連合に参加を表明したのは4カ国にとどまっており、実現には困難が伴いそうだ。日本政府は態度表明を保留している。

 サウジアラビア東部の石油施設攻撃にイランが関与したと主張する米国と、これを否定するイランの対立は激しさを増しており、米政権は早期に大規模な有志連合を結成し、イランへの国際圧力を強化したい考えだ。(共同)