Wednesday, September 25, 2019 10:28 AM
シャープ白物家電生産終了 国内63年の歴史に幕
シャープは25日、冷蔵庫を製造していた八尾工場(大阪府八尾市)のラインを止め、白物家電の国内生産を終了した。関係者が明らかにした。今年9月までに終了すると昨年8月に明らかにしており、計画通りの終了となった。1956年に始まったシャープの国産白物家電の歴史は63年で幕を下ろした。
シャープを傘下に収める台湾・鴻海精密工業出身の戴正呉会長兼社長の進める経営改革の一環となる。冷蔵庫の生産は9月からタイの自社工場などに順次移しており、コスト競争力の強化と海外での販売拡大を図る。八尾工場の雇用は配置転換などで維持する。企画開発は国内で続ける。
八尾工場は59年に操業を開始し、白物家電の生産拠点としてシャープが総合家電メーカーに成長する礎となった。エアコンや電子レンジなどが海外に生産移管される中、輸送費の高い冷蔵庫だけは国内で年数十万台の生産を続けていた。八尾工場は事業を取りまとめる本部機能や研究開発の拠点となる。(共同)
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