Wednesday, September 25, 2019 10:29 AM

全小売店でレジ袋有料化へ 政府案、来年4月施行

 政府がプラスチックごみを削減するため、スーパーやコンビニなど全業種の小売店でレジ袋の有料化を義務付ける方向で調整に入ったことが25日、分かった。経済産業省と環境省が26日に合同で開く審議会で政府案を示す。早ければ年内にも省令改正し、来年4月1日の施行を目指す。

 「容器包装リサイクル法」の省令を見直し、消費者のマイバッグ持参を促す。小売店以外のサービス業などでもプラスチック製の袋の有料化に対し協力を呼び掛ける。

 政府の骨子案では、有料化の対象とするレジ袋はプラスチック製で、購入した商品を持ち運ぶ手提げ型のものとする。魚や肉のパックを包む薄手のポリ袋は対象外とする。レジ袋の価格は小売店に任せ、売り上げの使い道は制限しない方針だ。有料化の先行事例などから、1枚数円程度になるとみられる。(共同)