Thursday, September 26, 2019 10:13 AM

文氏、日本と対話1年途絶 訪米で批判抑制も深い溝

 韓国の文在寅大統領は国連総会参加に伴う訪米日程を終え26日に帰国した。安倍晋三首相との会談は開かれず、両首脳の対話は昨年9月以降、1年間途絶している。文氏はトランプ大統領との会談や一般討論演説で日本批判は避けたが日韓間の亀裂は深刻だ。

 文氏が訪米で心を砕いたのは、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア)の破棄決定に懸念を示す米国との関係修復だった。

 文氏はトランプ氏との会談で、米国からの液化天然ガス(LNG)の購入や、米韓の自動車企業の合弁会社設立計画を持ち出し、米経済への貢献ぶりをアピールした。(共同)