Tuesday, October 01, 2019 10:32 AM

今年の米成長率は2.25%程度予想 シカゴ連銀総裁

 シカゴ連邦準備銀行のエバンス総裁は1日、ドイツ・フランクフルトで講演し、「今年の成長率は2.25%程度を見込んでいる。堅調な個人消費が、企業支出や純輸出の弱さを相殺する」と述べた。

 政策金利について今年半ばまでに判断を変えたとした上で「中立金利から0.5〜0.75%低い水準に下げ、しばらく据え置くべきだと結論づけた」と述べた。

 総裁は来年の成長率は2%弱とされる潜在成長率程度になると予想した。「失業率は現状に近い水準がいくらか続く」と語った。物価は「今後2、3年かけて2%の目標を超えていくだろう」と見込んだ。(共同)