Wednesday, October 02, 2019 10:42 AM

原発2幹部が1億円超受領 スーツ券や金貨、小判も

 関西電力の役員ら20人が福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(故人)から金品を受領していた問題で、関電は2日、調査報告書を発表した。受領した金品の総額は3億1845万円相当で、現金のほかスーツ券や金貨、小判形の金なども含まれ、1回で現金1000万円を受け取ったケースもあった。最多は鈴木聡常務執行役員の1億2367万円で、豊松秀己元副社長の1億1057万円が続いた。原子力事業本部で幹部を務めた2人で全体の7割超を占めた。

 氏名公表は12人にとどまり、調査当時に役員や組織の長でなかった8人は非公表。八木誠会長と岩根茂樹社長は記者会見で辞任を改めて否定した。今回の調査結果には不十分との批判が出ており、弁護士らによる第三者委員会を設置し年内をめどに新たな報告書を取りまとめる。

 今回の調査とは別に、送配電部門でも3人が計250万円相当の商品券を受領していた。問題が拡大する恐れもある。(共同)