Wednesday, October 02, 2019 10:43 AM

銃乱射2年で追悼集会 ラスベガス、規制進まず

 ラスベガスで2017年に起きた「米史上最悪」とされる銃乱射から2年を迎えた1日、現地で犠牲者の追悼集会が行われた。米国ではその後も乱射事件が相次ぎ銃規制を求める声が強まっているが、規制法案を巡る議会審議は、トランプ大統領弾劾訴追の動きで事実上の棚上げ状態となっている。

 2日にはラスベガスで、来年の大統領選に向け銃規制の機運を高めようと、民主党有力候補のバイデン前副大統領らが勢ぞろいするイベントを開催。11年の乱射事件で頭を撃たれながら回復を遂げたギフォーズ元下院議員も参加する。

 ラスベガスでは1日早朝から警察関係者や遺族らが集会を開催。夜にも犠牲者を悼む行事があり、追悼ムードが続いた。(共同)