Thursday, October 03, 2019 10:35 AM

4日にも米朝接触か スウェーデン開催調整

 北朝鮮は3日、新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星3」の発射実験に成功したと発表、米朝交渉と並行して核抑止力の増強を続ける姿勢を鮮明にした。発射に先立つ1日には米国と4日に予備接触、5日に実務協議を行うと表明。硬軟両様の対応に出ており、2月の米朝首脳会談決裂後、中断している非核化交渉の再開が焦点となる。

 外交筋によると、米朝はスウェーデンの首都ストックホルムでの開催を調整。米国はビーガン北朝鮮担当特別代表、北朝鮮は金明吉巡回大使が首席代表を務める見通し。

 金明吉氏は3日、北京経由でストックホルムに向かった。北京国際空港で一部記者団に「米国から新たなサインがあった。大いに期待し結果を楽観している」と話した。(共同)