Friday, October 04, 2019 10:12 AM

バイデン氏醜聞、信頼低い 米前代表、弾劾巡り証言

 米国のウクライナ問題に関する特別代表を務めたボルカー氏は3日、トランプ大統領のウクライナ疑惑を巡り、来年の米大統領選の民主党有力候補バイデン前副大統領に関する醜聞情報の信頼性は低いとトランプ陣営幹部に伝えたと明らかにした。下院の弾劾調査として非公開で実施された宣誓証言で述べた。ワシントン・ポストが伝えた。

 トランプ氏は、バイデン氏のウクライナに関する醜聞を調べるべきだと主張しているが、情報の精度に疑問が出ている。

 ボルカー氏は、ウクライナ元検事総長らから情報を入手したとするトランプ氏の弁護士ジュリアーニ氏に、信頼性に乏しいと警告したと説明した。(共同)