Wednesday, October 09, 2019 10:30 AM
ウォーレン氏、初の首位 民主党、バイデン氏抜く
来年の米大統領選の民主党候補者指名争いを巡り、最左派で女性のウォーレン上院議員が8日、各種世論調査の平均支持率で26.6%となり、26.4%の中道バイデン前副大統領を抜き、初めてトップになった。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計結果を公表した。
最左派サンダース上院議員は14.6%で3位。今月、選挙運動中に心筋梗塞で入院しており健康面への懸念が出ている。今後、ウォーレン氏が一気に抜け出すか、バイデン氏との競り合いを続けるか注目される。
ウォーレン氏は元ハーバード大教授の経済学者。国民皆保険の導入や富裕層への増税などを掲げてじわじわと支持を拡大してきた。フェイスブックなど大手IT企業の分割も主張しているためビジネス界は警戒、中道層の取り込みが課題だ。(共同)
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