Wednesday, October 09, 2019 10:31 AM

米ビザ制限、撤回求める 中国「内政干渉」と反発

 中国外務省の耿爽副報道局長は9日の記者会見で、米政権が新疆ウイグル自治区の少数民族への弾圧に関与した中国政府当局者らに対するビザ(査証)発給を制限すると発表したことに関し「内政干渉であり、決定を撤回するよう忠告する」と反発した。

 耿氏は、新疆でのウイグル族に対する政策は「反テロのためであり、中国の法律に合致している」と主張した。その上で、ウイグル自治区での措置は続けると強調した。

 発給制限はポンペオ米国務長官が発表。これに先立ち、米商務省は中国の監視カメラ大手など28の企業や政府機関に制裁のための禁輸措置を打ち出している。(共同)