Wednesday, October 16, 2019 10:23 AM

寿命短縮主張の論文撤回 ゲノム編集双子の遺伝子

 医学誌ネイチャーメディシンは15日までに、エイズウイルス(HIV)に感染しにくい遺伝子変異が先天的にある人は、他の人より寿命が短いと主張したカリフォルニア大バークリー校などのチームの論文を撤回したと発表した。

 昨年、中国の研究者がゲノム編集技術を使って誕生させた双子は、HIVに感染しにくくするために、意図的にこの変異を導入したとされる。チームは「(ゲノム編集により健康上)かなり大きなリスクを伴うことが浮かび上がった」と警鐘を鳴らしていた。

 同誌によると、統計分析に利用した英国のデータの取り扱いに誤りがあり、結論が正確でないとしてチームが撤回を申し入れた。論文は今年6月に同誌に発表された。(共同)