Monday, October 21, 2019 10:20 AM

ジョセフ氏「誇らしい」 初8強に日本晴れやか

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で初の8強入りを果たし、準々決勝で敗退した日本代表が21日、東京都内で記者会見し、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「大きな成果を得られた。誇らしく戦うことができた。いろいろな人たちのサポートがあり、ここまでチームを強くできた」と時折目を潤ませながら総括した。チームは代表の全活動を終えて解散した。

 31人全員が出席した選手は、疲労感をにじませながらも晴れやかな表情。リーチ・マイケル主将(東芝)は「このチームのキャプテンをできて誇りに思う。ベスト8になれたことはすごくうれしい」と達成感を示した。

 日本列島を熱狂させた快進撃の余韻が残る中、フッカー堀江翔太(パナソニック)は「(盛り上がりを)継続しないといけない」とし、ナンバー8姫野和樹(トヨタ自動車)も「もっともっと魅力を発信していけたら」とラグビー界の将来を見据えた。ベテランのスクラムハーフ田中史朗(キヤノン)は「もっと強くなっていければ、ベスト4も夢ではない」と今後に期待を込めた。(共同)