Monday, October 21, 2019 10:22 AM

セブン、24時間営業を転換 11月から実施、時短容認

 セブン-イレブン・ジャパンは21日、フランチャイズ加盟店の時間短縮営業を本格的に実施すると発表した。第1弾として、時短営業の実験を行っている230店舗のうち8店舗で11月1日から移行し、順次拡大する。当初は24時間営業の維持にこだわってきたが、問題の広がりを受け時短営業を正式に容認する。加盟店向けの手順書「深夜休業ガイドライン」も作成した。

 コンビニ最大手が時短容認にかじを切ったことで、他のコンビニや流通、飲食業などでも脱24時間の動きが加速する可能性がある。

 同社が7月に実施したアンケートでは約2200店が時短営業を検討していると回答しており、実施店舗が大幅に増える可能性もある。一方で、加盟店が本部に支払うロイヤルティーは24時間営業の店舗を優遇する仕組みのままで、各店舗が実際に時短営業に踏み切るかどうかは不透明だ。(共同)