Monday, October 21, 2019 10:24 AM

米大統領選へFBと対立 ウォーレン氏、分割主張

 来年の米大統領選の民主党候補者指名争いで、一時支持率トップに浮上したウォーレン上院議員と、交流サイト大手フェイスブック(FB)が対立している。ウォーレン氏は、巨大IT企業の分割を公約に掲げており、フェイスブックはウォーレン氏の支持拡大を警戒している。

 「ウォーレン氏が大統領に選ばれたら法廷闘争に挑む。われわれは勝つだろう」。対立が過熱したきっかけは、米メディアが今月1日報じたフェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)による社内会合での発言だ。

 ウォーレン氏は同日、ツイッターで「フェイスブックのような巨大企業が違法な反競争的行為を行い、消費者のプライバシーを踏みにじっている」と批判。「腐敗したシステムの修理に取り組まなければならない」と強調した。(共同)