Tuesday, October 22, 2019 10:43 AM

浦和、2年ぶり決勝なるか 2点リードも油断禁物

 2年ぶりの決勝進出を狙う浦和は第1戦に2-0で快勝し、優位に立って敵地に乗り込んだ。第1戦で2点目のゴールを奪った関根が「まだ何も終わっていない」と言うように油断は禁物だ。守勢に回らず、アウェーゴールを奪い取る果敢な姿勢が欠かせない。

 引き分けや1点差負けでも勝ち上がれるが、早い時間帯に失点すれば逆転される危険性が高まる。槙野は「次は全く違うチームになる」と中国の強豪を警戒。パウリーニョやタリスカらが繰り出す強力な攻撃に耐え、逆に先手を奪う展開になれば一気に有利になる。

 攻守の切り替えを素早く、効果的にカウンターを仕掛けられるか。18日のJ1大分戦で武藤が右肩を負傷し、ファブリシオや杉本らの奮起も不可欠だ。ファブリシオは第1戦でも豪快なミドルシュートを決めており、エース興梠に頼りがちな攻撃パターンの幅を広げる工夫も求められる。(共同)