Monday, October 28, 2019 10:12 AM

マカオが輸入停止解除 9都県の野菜や果物など

 農林水産省は28日、マカオが東京電力福島第1原発事故を受けて実施してきた宮城など9都県の野菜、果物、乳製品の輸入停止を解除したと発表した。事業者は、産地などを記した書類を添付すれば輸出できることになった。

 9都県は宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、新潟、長野。同時に食肉や卵、水産物などの輸出条件も緩和された。放射性物質検査報告書の添付が不要になり、産地などを示した書類を添付すれば輸出できるようになった。

 また山形と山梨の2県の野菜や果物、食肉、水産物などは、これまで放射性物質検査報告書の添付が求められてきたが、規制がなくなり、書類の添付は不要になった。(共同)