Monday, November 04, 2019 9:25 AM

最優秀チームは南アフリカ ラグビー日本は受賞逃す

 ラグビーの国際統括団体ワールドラグビー(WR)による年間表彰式が3日、東京都内のホテルで開かれ、ワールドカップ(W杯)日本大会で優勝した南アフリカ代表が最優秀チームに選ばれた。初の8強入りを果たした日本代表も候補に挙がったが、受賞を逃した。最優秀監督は南アのエラスムス監督が獲得。候補に日本のジョセフ・ヘッドコーチも入っていた。

 最優秀選手は南アのFW、P・デュトイが初めて選出された。代表デビュー後1年未満の選手が対象の新人賞にはフランスのSOヌタマックが輝いた。

 W杯日本大会の会場の一つ、岩手県釜石市は東日本大震災の甚大な津波被害からの復興を通じ、ラグビーの価値を高めたとして「キャラクター(品格)賞」を受賞した。日本人で3人目の殿堂入りを果たした元日本協会会長の故金野滋氏も表彰された。(共同)