Monday, November 04, 2019 9:29 AM
日韓首脳、1年ぶり対話 首相、徴用工巡る立場不変
安倍晋三首相は4日、韓国の文在寅大統領と訪問先のタイの首都バンコク郊外で約10分間、言葉を交わした。両首脳が着席した形で対話したのは、昨年9月のニューヨーク以来で約1年1カ月ぶり。首相は、元徴用工訴訟問題について「日韓請求権協定に基づく日本の原則的立場に変更はない」と伝えた。韓国側によると、懸案は対話で解決すべきだとの原則を確認。外交協議を通じた「実質的な関係進展」を図るとの認識を共有した。
元徴用工問題に関する首相の文氏への発言は、日韓請求権協定により同問題は解決済みだと改めてくぎを刺す狙いがある。韓国側に協定違反の状態の早期是正を促した形だ。両首脳は通訳だけを交え一対一でやりとりした。事前に予定されたものではなく、文氏の呼び掛けで実現した。
元徴用工訴訟問題や日本の輸出規制強化などで日韓両国の対立が続く中、今後は12月下旬に中国四川省の成都で予定される日中韓首脳会談の際、両首脳の正式会談を設定できるかどうかが焦点となる。首相は文氏との対話で「外交当局間の協議を通じて、懸案を解決したい」とも強調した。(共同)
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