Thursday, November 07, 2019 9:35 AM

パレード控え不審物捜索 警備に最大2万6000人投入

 天皇陛下の即位を祝うパレード「祝賀御列の儀」を10日に控え、警視庁は7日、コース沿道で警備犬を使って不審物を捜索するなど警戒を本格化させた。当日は応援部隊を含め最大時約2万6000人態勢で警備に当たる。

 パレードのコースは皇居・宮殿から赤坂御所までの約4.6キロで、7日は青山通りの約730メートルを捜索。警備犬は爆薬のにおいを検知でき、植え込みやマンホール、自販機などに爆発物が隠されていないか嗅ぎ分けた。

 警備部員や赤坂署員、近隣住民ら約70人も沿道を歩き、通行人らにチラシを配ってテロ警戒への協力を呼び掛けた。警備1課の重久真毅課長は「全国警察の応援を受けながら警備に万全を期したい」と話した。(共同)