Friday, November 08, 2019 9:23 AM

中国スマホ大手、日本参入 世界4位、20年中に

 【北京共同】中国スマートフォン大手の北京小米科技(シャオミ)は8日、2020年中に日本市場に参入すると明らかにした。小米のスマホ販売台数は世界4位で、高い性能と低価格を売りとする。アップルの「iPhone(アイフォーン)」が独り勝ちを続ける日本市場で、どれだけ存在感を示せるかが注目されそうだ。

 小米の担当者が同日、北京の本社で日本メディアの取材に答えた。東京五輪の開催時期に合わせ、国内に店舗をオープンする。販売機種や店舗数は未定だが、スマホ以外にも通信機能を備えた家電製品を取りそろえ、「モノのインターネット(IoT)」を活用した新たな生活スタイルを提案するという。

 中国では1日、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムのサービスが北京や上海など都市部で始まり、小米を含む各社が5G対応のスマホを展開する。日本の5Gサービスは来春に開始予定だが、小米の担当者は「日本の店舗にも最新機種を用意する」としている。