Tuesday, November 12, 2019 9:44 AM

米、車関税判断先送りか 半年間、週内に発表も

 【ワシントン共同】米政治専門サイトのポリティコは11日、米政権が安全保障上の懸念を理由に検討している欧州連合(EU)などからの輸入自動車に対する追加関税に関し、発動するかどうかの判断を半年間先送りする方針だと報じた。週内にも発表するという。

 トランプ大統領は自動車輸入による貿易赤字を問題視する一方、関税による米経済への悪影響を警戒したとみられる。対米貿易協定を締結した日本は追加関税の対象外になるとみられる。

 ロス米商務長官は米メディアに対し、EUや日本などの自動車メーカーと「良い話し合い」ができていると説明し、追加関税を課さない可能性を示唆していた。