Wednesday, November 13, 2019 9:20 AM

日本での市場拡大に力注ぐ NBAウィザーズ

 プロバスケットボールNBAで、八村塁の所属するウィザーズが日本での市場拡大に力を注いでいる。八村のドラフト指名を機に、30チームで初めて日本語版公式サイトとツイッターアカウントを開設。日本企業とスポンサー契約を結び、認知度向上を図っている。

 ツイッターのフォロワーは2万4000人を超え、動画視聴は520万回を数えた。日本語と英語を操るリポーターのザック生馬さんら専属スタッフを配置。監督や選手の字幕付きインタビュー動画などが人気だ。親会社でビジネス部門を率いるジム・バンストーン氏は「始めて約1カ月半だが、アクセス数は急速に伸びている」と反響に驚く。

 北米以外の企業との契約は既に許可されていたユニホームのロゴ契約に加え、今季からスポンサー契約も解禁された。チームは10月に日本のNECと契約。八村は同社のロゴ入りバナーの前で取材対応することが日課になった。新スポンサーを求めて近日中に来日する球団幹部の鼻息は荒い。(共同)