Thursday, November 14, 2019 9:36 AM

過去2回利下げすべきでなかった フィラデルフィア連銀総裁

 【ワシントン共同】フィラデルフィア連邦準備銀行のハーカー総裁は13日、デラウェア州ウィルミントンで講演し、今年実施した3回の利下げのうち、直近2回は利下げすべきではなかったとの考えを示した。

 総裁は「私の考えはさらなる行動を取る前に事態がどう動くか観察すべきだというものであり、直近2回の利下げでも同様の考えだった」と語った。

 また住宅市場に関しては「関連指標は最近数カ月改善している。低い住宅ローン金利による一定の効果が出ている」と指摘した。