Monday, November 18, 2019 9:20 AM

トランプ氏、再び証人攻撃 公聴会控え神経質に

 【ワシントン共同】トランプ大統領は17日、ウクライナ疑惑を巡る下院の弾劾調査で19日に証言する予定のペンス副大統領の側近について、ツイッターで「誰だか知らないが、(米ウクライナ首脳の)電話会談記録をよく読んでおくよう伝えろ」とけん制した。米メディアは「大統領が再び証人を攻撃した」などと批判した。

 トランプ氏は週末で目立った公務がなかった17日、民主党多数の下院で進む弾劾調査への不満を朝から相次いでツイッターに投稿し、21日まで続く公聴会について神経質になっている様子をうかがわせた。

 実名を挙げて攻撃されたのは、国務省職員で欧州、ロシア問題でペンス氏の補佐官を務めるウィリアムズ氏。議会が公開した事前の宣誓証言の記録によると、同氏は疑惑の発端となった7月の電話会談に同席し、トランプ氏が政敵のバイデン前副大統領に関連する捜査に言及したのを「異常で、不適切だと思った」などと指摘した。